レシプロソーは電動のこぎりの一種で、メーカーによってはセーバーソーという製品名で販売されていますが、同じ工具を指します。

替刃(ブレード)を交換することで様々な材料を切断することができ、研磨等行えるレシプロソーもあります。

同じ用途の電動工具に丸ノコやジグソーがありますが、作業台が必要ないため、丸ノコやジグソーでは作業スペースが取れない場所での切断が可能になったり、上向きや横向きでの作業が行えることがメリットです。

レシプロソーの選び方

切断可能な寸法で選ぶ

初めに製品パッケージや説明書に記載されている切断能力を確認してください。充電式でよく見られる小型で軽量なレシプロソーは使い勝手が良いですが、切断能力が比較的に低い製品もあります。

切断能力はφ(直径寸法)で記載されていることが多く、これはパイプに対しての切断能力で、木材に対しての切断能力も併記されていることがあるので切断したい材質に合わせて確認が必要です。

材料は当然ながら個体によって大きさがまちまちなので、切断予定の材料の寸法よりも少し余裕を持って選ぶことをおすすめします。

用途に合わせて選ぶ

切断能力が高いレシプロソーはサイズや重量が大きい場合があるので注意してください。作業スペースが確保できているのであれば問題はありませんが、狭い場所だと本体や刃が通らず作業ができないということになりかねません。

コンパクトなタイプだと狭い場所での作業に向いているので、DIYであれば手引きノコギリよりも小型の電動ノコギリがあると作業がグッと楽になります。

持ち上げて使用する場面が多い場合は、2kg以内のレシプロソーを選ぶのがベスト。切断能力の面で違いがあまりないときは、できるだけ小さくて軽い製品を選択してください。用途や自分の腕力を考慮して使いやすいものを選びましょう。

充電式かコード式かで選ぶ

充電式とコード式があり、充電式は重量く持ち運びがしやすいため、家庭での作業や、屋外など電源がない場所での作業に最適です。ただし、充電式のためバッテリーがなくなったら再度充電する必要がありますし、電源コード式よりもパワー不足感は否めません。

コード式は重量は重くなりますが、パワーが強くバッテリー切れがないので、太い材料や硬い金属の切断、長時間の作業に向いています。電源がないところでは使えませんが、数メートル程度であれば延長コードで対応することも可能です。

どちらも一長一短ありますので、どのような使い方をするかを考えて選ぶと良いでしょう。

レシプロソーの使い方

材料をしっかり固定する

切断する材料が固定されていない場合には、クランプや万力(バイス)などでしっかり固定してください。材料がしっかり固定されていないとブレードが暴れたり、材料とブレードが一緒に滑ってしまったりして大変危険です。

片手で材料を固定させながら切断する場合は、片手で扱えるタイプのレシプロソーを選ぶようにしましょう。片手で重量の重いレシプロソーを扱うと腕が疲れますし、切断面もきれいになりません。

材料にベース(シュー)を合わせて調節をする

次に材料にベース(シュー)を当てて位置を調整します。

ベースをしっかりと押し当てながらスイッチを入れ、ゆっくりと切り込みをいれていきます。 切り始めはスイッチをゆっくりと少しだけ引き、低ストロークで切り込みをいれていきましょう。切り込みをいれたら材料にあわせてスピードを調整していきます。

材料が暴れて上手く切断できない場合は、材料がしっかり固定されているか、ブレードが必要以上に食い込んでいないか、ブレードが曲がっていないかを確認しましょう。慣れると木材をベースに当てなくても切断できます。

厚い材料や金属を切断する場合

10mm前後のストローク幅の場合、厚みのある材料を切断すると切り屑の逃げ場がなくなることがあります。その場合は、レシプロソーを手ノコのように前後に動かすと良いでしょう。

金属を切断する場合は切削油を塗布してください。シューを材料にしっかり押し当てブレードを材料に軽く接触させたのち、低速で切り始め、ブレードの位置が決まったら高速で切断します。シューを材料から離して使用すると、反動が大きくなり故障の原因となるので注意が必要です。

レシプロソーのコツ

・できるだけ短いブレードを選ぶ。長いと使いづらいため、必要最低限の長さのブレードを使う。

・切り方の角度、レシプロソーのブレードを当てる部分がポイント。

・厚みのある木材を切断する場合は、前後にゴシゴシ動かしながら切断するときれいに切断できる

レシプロソーを条件で比較